Sumire Yamaguchi

人事総務チームこそ「攻めの姿勢」で
誰もが生き生きと働ける会社を目指す

―山口さんのバックグラウンドと、キャンサースキャンでの現在のポジションを教えてください。

私はもともと、新卒で入社した大手食品卸企業で法人営業を担当していました。その後、ベンチャー企業の人事にキャリアチェンジをして、SIerやSaaS企業などで新卒・中途採用や新卒教育を経験しました。キャンサースキャンには2019年12月から参画し、現在は人事(採用・労務・制度)・総務領域全般とチームマネジメントを担当しています。

―キャンサースキャンに入社した理由は何ですか?

今まで在籍していた企業は、今でも十分素敵なものや事柄を、より良くするための仕組みやツールを提供するような企業でした。そのため、次に転職するなら世の中の不便や不平等、いわゆるゼロやマイナス状態にあるものをプラスにしていくような企業に入ると決めていました。
そのなかでも、超高齢社会の日本における課題のひとつである、医療関連の事業を展開している企業を探していたところ、採用サイト経由で声をかけてくれたのがキャンサースキャンでした。「人と社会を健康に」という壮大なミッションに、果敢に、そして実直に挑んでいる企業があることを初めて知り、興味を持ちました。
それまでの私は、医療業界を、これからの伸び率や需要増加が見込めるという価値観でしか見ていませんでした。ですがキャンサースキャンと出会って、その価値観が見事に覆されました。
「人と社会を健康に」の実現に、メンバー全員が真剣になっている。困っている人を助けたい、社会を良くしていきたいという、いわば会社の愚直さのようなものがとても衝撃的でしたし、そこに私も加わりたいと思うようになり、入社を決めました。

―キャンサースキャン入社後の、キャリアの変遷を教えてください。

入社後はまず、今までのキャリアを生かし、採用担当となりました。その後、労務を担当しているメンバーと一緒に労務領域にも関わり始めたタイミングで、事業の成長が加速し始め、その成長速度に組織の成長速度を追い付かせる必要が出てきました。
私はその足掛かりとして、採用のブーストをかけるタイミングが来たと判断し、労務の企画や個別対応は継続して行いつつ、各部と協力して採用計画を立て、実行しました。また、組織の成長をさらに加速させるため、総務チームでもアクションを起こすことにしました。新しく入社した総務メンバーと一緒に、カルチャーづくりの施策のなかで総務としてできることを考え、実行に移しました。
最近では、各種人事制度の設計から運用、全社員共通のオンボーディング施策のアップデートやタレントマネジメントなどの上流業務にも携わっています。また、採用を担当するメンバーも増えたので、採用活動をさらに積極的に行っています。

―山口さんが感じるキャンサースキャンの魅力は何ですか?

誤解を恐れずにいうと「人のよさ」、これに尽きると思います。医療系のベンチャー企業のなかでも、キャンサースキャンは特殊な事業を展開しているのも魅力ですが、集まっているメンバーが何よりの魅力です。自分のことだけでなく、他人のことを常に考え、「この仕事をなぜやるのか?」をきちんと考えることのできるメンバーばかりなので、その点が本当に素晴らしいですし、そんなメンバーが集まっていることを誇りに思います。

―仕事のやりがいや魅力は何ですか?

会社の事業の基礎を作っていく部分や、組織を拡大するにあたって必要な部分に関する仕事をどんどん任せてもらえることです。時に自分の実力以上のことを任せてもらえるのですが、責任の大きさを痛感するとともに、その裁量の大きさにやりがいを感じます。

―これからチャレンジしていきたいことはありますか?

私は今、採用や労務、総務など、専門性の異なるメンバーをまとめる立場にいます。そのなかで、どのように社員をサポートしていけるか、モチベートしていけるかといった、「キャンサースキャンとしての人事総務チームはどうあるべきか」という立ち位置をクリアにして、「キャンサースキャンらしい人事総務チーム」を確立していきたいと考えています。社内の環境整備や、より会社のカルチャーにマッチした人の採用など、「キャンサースキャンをより良くしていく」ために必要なことに、どんどんチャレンジしていきたいですね。

「組織をサポートする人事総務」ではなく、
「組織をクリエイトしていく人事総務」に

―「キャンサースキャンの人事総務チーム」としての理想像はありますか?

「守り」ではなく、「攻め」の姿勢を常に忘れないチームでありたいです。
人事総務チームというと、会社のサポートをするチームというイメージがあるかと思うのですが、私はそうは思っていません。人事総務チームのメンバーには、私たちキャンサースキャンが取り組んでいる事業への共感を必ず持っていてほしいですし、自分たちもその事業に間接的に携わっているのだということを忘れないでほしい。事業への共感を持ちながら、会社を良くするために全員が能動的に行動する、クリエイティブなチームを目指しています。

―どんな人が人事総務チームに向いていると考えますか?

「クリエイティビティ」のある方が向いています。多様な変化が起こりやすい成長企業における人事総務チームには、安定的にミスなく業務を進める力だけではなく、創造力が求められます。人事総務チームがさまざまなチャレンジや創意工夫をしていくことによって、より多くのメンバーに「キャンサースキャンで働いて良かった」「成長を実感できる」と思ってもらえることが重要ですし、それが組織の成長にもつながるからです。クリエイティビティを発揮しながら、常にベストプラクティスを追求する姿勢で業務に取り組める方、当社のミッション・ビジョンに強く共感し、事業領域への興味関心を持って業務に取り組める方に参画してほしいです。

辻 尭裕データエンジニアリング本部マネージャー